11.06.2012

パウンド・リッジの自然公園

6日の朝はマイナス7℃という寒さで、庭の芝生に真っ白に霜が下りていた。

大統領選の投票日で、朝からTVはそのニュースで盛り上がっていたけれど、TVばかり見てるのもつまらない。お天気もいいし、午後には気温もあがったので、わんこと散歩にでました。

我が家からけっこう近いところに、ワード・パウンド・リッジ・リザベーション(Ward Pound Ridge Reservation) という自然公園があります。

この公園(というか自然保護区)は、私が住むウェストチェスター郡で最大の自然公園で、面積が4700エーカーもあります。

4700エーカーというと、約20平方キロメートル、マンハッタンのセントラルパークの実に5.5倍、東京都港区の面積ぐらい。

公園内にはトレイルが張り巡らされていますが、わたしもここのトレイルはまだ、ほんのサワリしか歩いたことがありません。

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2週間前にこの公園に来たとき、森はこんな雰囲気でした。 ピークは去ったけど、まだ紅葉が残っていた。

(↓森の入り口に立つフランキー。散歩道は落ち葉に埋まる。)


 (↓葉が秋には綺麗なピンク色になる潅木に挟まれて進む。遠くからみると花が咲いてるよう。)





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それから、2週間後。

先週、この地域はハリケーン・サンディに襲われて、森の木々の葉っぱはほとんど落ちてしまっていた。そして、ところどころに巨木が根元からバッキリ折れて、倒れていました。

( ↓行く手をさえぎるように倒れた大きな木の下をくぐるフランキー)



(↓丸裸になった枝の合間に、ごくたまに、秋色が残ってた。)


米北東部、特にイギリス人が入植したニューイングランド地方には、1700年代当時に入植者らによって作られた古いストーン・ウォール(石垣)が、あちこちに残っています。

このパウンド・リッジの自然保護区も、郡に寄贈される前は入植者らが住んでいて、その名残のストーン・ウォール跡が、散歩の途中にこうして無造作に現れる。当時の入植者らは こうして石垣を積んで、互いに自分の土地を示す境界線にしたのですね。



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片道小一時間も歩いたので、もと来た道を戻ることに。

(↓リーダーになった気でいるのか、散歩中はいつも10メートルほど先を歩いて、道先案内するフランキー。でも、いつも道を間違えるの。w)


(↓プリシラちゃんは、散歩中はグイグイとリーシュを引っ張るくせに、リーシュを手放すと立ち止まり、私がまたリーシュを持つまでジッと待っている不思議な子。どっちやねんw)


観光客も多いセントラルパークとは違い、ほとんど人のいない場所なので、行きも帰りも誰にも会わなかった。

わんこ達には最高のお散歩コース。



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