1.28.2012

いい匂い

ここのところ、急に氷点下10℃にもなったかと思うと、10℃を超える気温になったり、寒暖差が激しいです。昨日はバケツひっくり返したような豪雨でしたが、今日はお天気良くて気温は8℃ぐらい。

冬と春を行ったり来たりする気まぐれなお天気に、植物たちも混乱してるよう。

イーストリバー沿いにお散歩に行ったら、なんと、水仙の花が咲いてました!


まだ1月だというのに、こうしてところどころお花が咲いているので、春の香りが空気に混じっているのでしょうか・・・。

くんくんと空気の匂いをかいでいるフランキーの、この表情。いい匂いがしてますか?



プリシラは、枝から枝を走りまわる公園のリスを見上げて、狙いをつけている。



私も空を見上げてみると、うろこ雲が速いスピードで流れてゆきます。上空の空気は冷たそう。




1.21.2012

ニューヨーク、雪こんこん

暖かい冬で、季節を間違った水仙が芽を出したりしてましたが、今朝のニューヨークは目が覚めたら道は雪でおおわれていた。気温マイナス4℃。

喜んでいるのは、(もちろん)ワンコ達だけ。

一昨日、新しいコートが届いたばかり。赤いコートを着たプリシラちゃん、かわゆす・・・


フランキーにも、色違いのコートを買ってあげました。(飼い主よりも、ワンコ達のほうが衣装持ちだというのは内緒です。)


お揃いのコートを着て、雪の公園にGO!


仲良しのザッパちゃんも混ざって、雪の中を走って遊びました。♬犬は喜び庭駆け回り♬の歌詞どおり、わんこは雪が大好きなんだよね。




1.18.2012

映画『City of Life and Death』を見た

英題は『City of Life and Death』、原題は『南京!南京!』。中国語の原題から、この映画が南京陥落と旧日本軍による虐殺をテーマにした映画だというのは、想像できることでしょう。

Netflixのストリーミングで視聴可能になっていたので、観ました。

見終わったときの感想は・・・いやぁ・・・重かったです・・・。でも、この映画は【必見の一本】だとも思いました。

日本では、南京虐殺は史実とは違うという見方があって、この題材に関してはいろいろと論議を呼ぶであろうことは私にも容易に想像できます。実際、この映画の監督が、ぜひ日本でも公開したいと希望したにも関わらず、日本では、たった一日だけ有志による上映会がなされただけだったようですね。(まぁ、題材が題材だけに、大手の配給会社は手をださないだろうなぁ。)

とはいえですね、そういう史実がどうしたとか、政治的な背景がどうしたとか、そういう本題じゃない部分は抜きにして、純粋に「一本の映画作品」としてみた場合、これは鑑賞するに値する傑作映画の一本で、多くの人に薦めたい素晴らしい映画だとマジで思いました。

以前、このブログで、中国で大ヒットしたという映画『Aftershock(唐山大地震)』のことを紹介したことありますが、これとは全然比べものにもならないぐらい質の高いシリアスな映画。

映画は最初から最後まで、ほぼ一貫して、ひとりの日本人将校の視線と並行に語られる。

日本軍による中国の一般民衆に対する行為を一方的に糾弾しまくるような内容ともちょっと違う。

もっと、なんというか、どちらの側につくともなく、戦争という極限状態で繰り返される「狂気の沙汰」が、淡々とひとつひとつ、白黒の古いドキュメンタリーフィルムを見ているかのように、容赦なく眼前に重ねられて並べられてゆく、とでもいうのかな。そして、その場に生きていた人達―中国人も、日本人も・・・。これはそこにいた人達の姿を距離を置いて追いかけた「ドラマ」なんです。

主役の角川という日本兵を演じた中泉英雄という日本人俳優が素晴らしかった。中国の俳優陣も総じてよかった。全体に骨太で、描写がリアリスティック、見終わってから強い印象がずっとこころに残る、そういう映画でした。

これが日本で広く公開されなかったことは、正直、ちょっと残念に思いましたよ・・・。

でもね。

実は、この映画、誰かがYouTube上に全編(日本語や英語の字幕はなし)掲載しているのです。そのうちの一部(日本語が多い箇所)を、ここに紹介しておきましょう。



1.14.2012

Dogs Against Romney

アイオワでの共和党員集会を皮切りに、共和党の大統領選最終候補を指名する予備選挙が本格化してきました。目下、ミット・ロムニーがフロントランナーだけど、私は個人的には彼のことがどうも好きになれないんだよなぁ。私は、今大統領選挙でもオバマが勝ってくれることを願っています。

ところで、このミット・ロムニーなんだけれど、実は彼には【わんこ】にまつわる実に不愉快なエピソードがあるのであります。

1983年の出来事なので、もう30年近く前の古い話なんだけど、夫婦と子ども5人でマサチューセッツ州からカナダに家族旅行に出かけた際、ロムニー家が飼っていたわんこ(アイリッシュセッター)をケージに入れて車の屋根にくくりつけ、その状態でボストンからオンタリオまで12時間、高速道路をぶっ飛ばした、というんだな。

アメリカの高速道路を時速110キロ超で走行中、車の屋根の上のわんこは、当然のことながら、かなりのストレスを感じたらしくて、途中でケージの中で下痢しちゃうほどだった。走行中に、ロムニーの息子が「パパ!屋根からなんか茶色いものが窓に垂れてきてるよ!」と言って、わんこの具合が悪いことがわかったんだが、途中に寄った給油所でホースを借りて汚れた車とわんこを洗い、具合の悪いわんこをふたたび屋根に乗せ直して、さらに何時間も走り続けた。

2007年にロムニーの地元のボストン・グローブ紙がこのエピソードを記事にした。この話を初めて教えてもらったとき、わたしの眉間に、深さ1センチぐらいのシワが寄ったのは言うまでもない。

わたしもニューヨークからメイン州の田舎に行くとき、わんこ達と一緒に10時間以上ハイウェイ走りますけどね、屋根の上に乗せて吹きさらしで時速100キロでぶっ飛ばすなんて、想像さえできませんよ。

で、同じ共和党候補の政敵ニュート・ギングリッジが先日、ロムニー攻撃のネガティブ・キャンペーンでこの古いエピソードを取り上げたのが発端となり、いまふたたび、急に「ロムニーの大統領としての資質」を問う話として米メディアで再浮上してるわけ。

(政敵ギングリッジの支持団体が作ったミット攻撃ビデオ↓↓↓)


このビデオの1分目あたりから、その「問題のわんこ事件」のエピソードが出てくるんだが、Foxニュースのアンカーのクリス・ウォレスに「私にもイエローラブがいるけど、犬を車の屋根に乗せるというのはどういうことか」と聞かれて、「いや、あれはね、屋根に乗せたといっても、すきま風が入ってこないようにピッタリ密閉(completely air-tight)されていたし、なによりボクの犬はあの中に入る方が好きで自分から入りたがったんだよ、車内には子ども5人乗ってたから屋根の上のほうが快適だったはずだよ、アハアハハハ・・・」

「ピッタリ密閉」された容器なんかにワンコ閉じ込めたら、窒息します、っつーの!!!

こころなしか顔が引きつっているロムニーだが、リベラル寄りのMSNBC局の人気ニュース番組『The Rachel Maddow Show』でも数日前に取り上げられた。



ここで問題にされてるのは、「家族のはずの飼い犬が具合悪いのに、冷酷にホースで洗い流して何事もなかったかのように走行続けるなんて、人間らしい温かみのないミットらしい」というものである。

こんな古いしかも犬のエピソードで、大統領の資質をどうのこうの言うなんて・・・とお思いの方もいるでしょう。

でもね、アメリカの大統領選というのは、昔のちょっとした話を持ちだしてきては「大統領になるには、人格に問題があるのではないか」と言う攻撃が飛び交うのは、毎度のことなんである。

たとえば、クリントンが一期目の大統領選に出たとき、彼はベトナム戦争中に徴兵回避目的でイギリス留学してマリワナ吸ってた、というエピソードで大騒ぎになり、クリントンが苦し紛れに

「イギリスで一、二度マリワナは試してみたけど、好きになれなかったし、深く吸い込んでない」 "When I was in England, I experimented with marijuana a time or two, and I didn't like it. I didn't inhale and never tried it again."

と言い訳した。この「深く吸い込んでない(I didn't inhale)」の部分で、「マリワナを吸っても深く吸い込まなければ吸ったことにはならないのか」とまた論議をよび、ジョークにもなった。

米大統領選というのは、こういう、「えっ・・・??」というような話がライバル陣営から必ず出てきて、立候補者の「資質」とか「人格」に疑問符をつけて攻撃するのが常なんである。

さらに、この話をわざわざ持ちだしてミット攻撃したニュート・ギングリッジの陣営のほうは、突然、『Pets with Newt 2012』なるサイトを作って「動物とたわむれるニュート」や「ニュート支持のペットたち」の写真を一杯載せて、「わんこ好きで優しいボクちゃん」をアピールし始めたというんだから、トホホのホ。



ったく、この人達、なにやってんだか・・・

しかしね、わんこラブラブのわたくしとしましては、ロムニーのこのエピソードを軽く受け流すことなんて、無論できませんわよ。(屋根の上で下痢しちゃったなんて・・・号泣・・・)

さっそく、草の根のポリティカルグループが「わんこを虐待するようなヤツを大統領にするな!」と、『Dogs Against Romney』というFacebookのページ作って、こんなオフィシャルTシャツも売り出してます(笑)。


このTシャツ、可愛いな。このグループ、色違いや他にもいろいろグッズを売ってるので、興味ある方はこのページへ。(オバマを勝たせるためにも、このシャツ買って犬の散歩しようかしら、わたし・・・w)


1.10.2012

少女時代に熱狂する兵士

韓国で、少女時代が兵士のために慰問コンサートを行ったという話題がワシントン・ポスト紙に紹介されていた。この熱狂たるや、まさに「アイドル、ここに極まれり」w 


同紙記事にもあるように、アメリカでもK-Popの人気はティーンのファンを中心になかなかのもののようで、ビルボードのK-Popヒットチャートが話題になっているのを見かけます。少し前はニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで コンサートとかいうのも話題になっていました。

K-pop artists like Girls’ Generation often elicit such a response, both at home and, increasingly, abroad. The genre of music, long cherished across the Pacific Rim, first showed up on the U.S. Billboard Hot 100 in 2001, and since has seen collaborations with American artists Kanye West, Ludacris, the Jonas brothers and will.i.am.

韓国では、そして最近では海外でも、少女時代のようなK-popのアーティスト達はこのような反応を受けることがままある。このジャンルの音楽はアジア太平洋地域では長らく人気を博してきているが、米国のビルボード・ホット100にも2001年に初めて登場し、カニエ・ウェスト、Ludacris、ヨナス・ブラザーズ、will.i.am といった米国のアーティストらともコラボを組んだりしている。

年末の紅白で歌ってるのも観ましたけれど、K-popの歌手たちは概して、日本のAKB48とかと比べると、音楽や踊りや全体から受ける印象がものすごく「アメリカっぽい」ですね。下のビデオなんかみると、アメリカのワカモノにも受けている、というのは、なるほどな~とうなづけます。

(それにしても、この子たち、みんな足が長くて綺麗ですね。終始、目が足に釘付け・・・完全にオヤジ化してるわね、私ww)



1.04.2012

今朝の気温マイナス11℃

今朝の散歩はシンドかった。風がなかっただけマシでしたが、わんこ達も信号待ちでプルプル震えていたぐらい。

気温マイナス11℃(12 F)で、例の噴水、絶好調で凍ってます。


1.03.2012

人間本来あるべきすがた

本来あるべき姿の原点がここにある・・・

<a href='http://video.jp.msn.com/?mkt=ja-jp&vid=eb65b069-8e8a-4a24-9d1c-59d003a48bfd&from=&src=v5:embed::' target='_new' title='冬本番 ニホンザル&#12288;湯治のんびり 活況' >ビデオ: 冬本番 ニホンザル&#12288;湯治のんびり 活況</a>

1.01.2012

陽だまり

元旦の朝日の陽だまりでやすむプリシラちゃん、気持ちよさそう。


昨日の大晦日は年末なのにぽかぽかと暖かく、日中気温は12℃まで上がった。公園には薔薇一輪、咲いてた。


愛娘プリシラ、美女過ぎて、薔薇もかすむわね。(年初から親バカ全開)



あけましておめでとうございます。

2012年になりました。

あけましておめでとうございます。

今朝のニューヨークの日の出です↓↓↓ 


昨年もいろいろとありましたが、個人的には、911の10周年の日に、なぜかわからないけれど、自分の中で【何かの区切り】がついた、と強く確信できたのが印象深い年でした。

ちょうど1年前に、同じ位置から同じ方角に日の出を見ていたあの時と比べると、今年は、去年とは明確に違う1年になるような気が、いまからしています。

今年もよろしくお願いいたします。