12.31.2012

2012年、フィニッシュ!

2012年、無事フィニッシュしました。

2013年、新たな気持ちで踏み出します。よろしくお願いします。


(写真は、ロンドン動物園の動物アスリート大会で100センチメートル走を見事完走したフクロウw)

11.30.2012

【レシピ自分用メモ】ベジタリアン・ラザーニャ

NYタイムズで、美味しそうな、ベジタリアン・ラザーニャのレシピが紹介されてたので、英語のまま、自分のために、メモしとく。(もし作ったら、日本語でつくれぽします。)




Butternut Squash, Caramelized Onion and Spinach Lasagna

This rich fall lasagna would make an excellent main course for the non-turkey eaters at your holiday table, and your meat-eating guests will definitely want to try it. “It’s a really nice seasonal update of traditional lasagna,’’ said Ms. Quay.

1 large butternut squash
6 tablespoons olive oil, divided
3 red onions, medium, julienned
1 pound part-skim ricotta cheese
2 tablespoons rosemary, chopped
2 eggs
1 1/2 cups grated Parmesan cheese, divided
3 tablespoons unsalted butter
Scant 1/2 cup all-purpose flour
3 1/2 cups whole milk
Pinch nutmeg
1 bag chopped frozen spinach (1-pound), defrosted and drained
6 sheets fresh pasta, or no-boil lasagna noodles
Salt
Pepper

1. Roast the butternut squash. Preheat oven to 375 degrees. Cut squash in half lengthwise; remove seeds. Place in roasting pan and drizzle with 3 tablespoons of olive oil. Place in oven and cook until soft all the way through, about 1 hour. Set aside until cool. When cooled, remove skin and place in food processor. Purée until smooth, season with salt and pepper to taste, and set aside.

2. To caramelize the onions: Place 3 tablespoons of olive oil in sauté pan. Heat until hot but not smoking; add onions. Toss to coat with oil. Turn heat down to medium and cook until onions are soft and browned, about 25 minutes. Season with salt and pepper to taste. Set aside.

3. Prepare a ricotta cheese mixture. Mix ricotta cheese, chopped rosemary, eggs, half the grated Parmesan and salt and pepper to taste. Set aside.

4. Make a spinach Mornay sauce. Melt butter in a saucepan, add flour and stir. Cook 2 minutes. Add milk and stir until it comes to a boil. Add the rest of the grated Parmesan, the nutmeg and the defrosted spinach. Season with salt and pepper. Set aside.

5. Assemble the dish. Spray a 9” x 13” pan with cooking spray. Spread 1 cup of the spinach sauce on the bottom of the pan. Cover with a layer of fresh pasta sheets. Spread half of the roasted butternut squash on top of the pasta sheets. Top with another layer of pasta sheets. Spread ricotta cheese mixture on top of pasta sheets, and spread caramelized onion on top of ricotta mixture. Cover with an additional layer of pasta sheets. Top with the other half of the butternut purée and then another layer of pasta. Finish by using the rest of the spinach Mornay sauce for the top layer. Cover with aluminum foil and bake at 350 degrees for 1 hour. Uncover and cook for 15 minutes more.

Yield: 8 to 10 servings

11.21.2012

クランベリーソースのレシピ

アメリカは、明日22日は、Thanksgiving(感謝祭)の休日です。アメリカ人にとっては、クリスマスよりもチカラが入る、重要なお祭りです。

我が家は明日は夫婦ふたりでひっそりと感謝祭ディナーを食べる予定ですが、今年はターキー(七面鳥)を焼かず、ローストポークにすることに決定。

ポークによく合う、クランベリーソースをレシピ見ながら作ってみました。

まずは材料です。

  • 生のクランベリー一袋、12オンス=約340g
  • 大き目のボスク・ペア(Bosc Pear=皮が茶色っぽい洋ナシ)
  • ショウガの砂糖漬け、2オンス=50~60g(なければ、普通の生ショウガをおろしてもよし)
  • オレンジの皮、一個分
  • 絞ったオレンジジュース、1カップ (砂糖の入ってない市販のジュースでよし)
  • 水 4分の1カップ
  • 砂糖 1カップ
  • アニス(八角)、星型ひとつ
  • シナモンスティック、一本
  • ガラム・マサラ、小さじ半分
  • 塩、小さじ4分の1

ボスク・ペアは皮をむいて4~5ミリ幅にスライスし、小さく刻む。(シャリシャリ感が出る程度)
ショウガの砂糖漬けはみじん切りにする。(小さめに)
オレンジの皮はゼスターで細く削ぎとるか、おろし金で摩り下ろしてもいい。
お砂糖は好みで減らしてもよし。(アメリカのレシピなので甘めです。ただし、お砂糖が少なすぎるとジャム状にならないので注意。)

これらの材料をすべて鍋に入れ、中火~強火で煮る。煮だったら火を少し弱める。



焦げないようにときどきかき回しながら、しばらくグツグツ煮ていると、クランベリーが鍋の中でパツンパツンはじける音とともに皮が破れて、とろりとしたジャム状になってきます。

できあがったら、火からおろし、ジャーなどに入れて冷蔵庫で寝かせる。


これだけでーす!簡単ですから、お試しあれ。

酸味の強い果物をベースに甘酸っぱいソースを作り、お肉料理と合わせるのですが、これがおいしい。

もう30年近く前のことになりますが、アメリカに来て最初の年の感謝祭に、アメリカ人のお友達が家族のディナーに招待してくれて、そこで初めて七面鳥の丸焼きと、それに添えられたクランベリーソースを食べましたた。

お肉にジャムを塗るなん て。。。と最初はちょっと抵抗がありましたが、一口食べてみると、その美味しさに驚愕。以来ローストしたお肉には柑橘系の甘いソースが欲しいと思うようになりました。

クランベリーソースは、感謝祭のディナーメニューに定番で加わるもののひとつですが、個人的には、このソースは、七面鳥より豚肉のほうが合うように感じます。塩味をややきつめに下味をつけた豚のローストに、この甘酸っぱいソースが絶妙に合うのです。

※ このレシピは、下のビデオを見ながら作りました。(英語ですが、材料・分量はそのままです。シェフの手際をみてみてください。)

 


11.12.2012

バレリーナのミカエラ

一月ほど前、ひとりのアフリカ出身の若いバレリーナの記事をBBCニュースに見つけ、とても印象に残ったので、ツイートしました。


この子、Michala DePrinceというアメリカ人ですが、4歳の時に両親が西アフリカの内戦で殺され孤児になったところを、アメリカ人の白人夫婦に姉妹で養子として引き取られた。それまで、バレエなんてやったことなかったけれど、写真を見てあまりの美しさに目を奪われ、自分もいつか、こんな綺麗な姿で踊りたいと思っていた、という。

アメリカ人の両親は、バレリーナの写真に見とれている5歳のミカエラさんを地元フィラデルフィアのバレエスクールに通わせてあげたところ、めきめき上達し、14歳で世界中のバレリーナの卵が集うNYCのコンペティションに参加。みごと入選して、ニューヨークにあるアメリカン・バレエ・シアターのジャクリーン・ケネディ・オナシス・スクールから奨学金を手にした。

2012年、17歳でバレエ・スクールを卒業してハーレムのダンスシアターに入団。そして同年7月に、南アフリカでの公演でデビュー、プロのバレリーナとして初舞台を踏んだ・・・。



誰も欲しがらなかったアフリカの孤児が、10数年後に世界の舞台で認められて、バレリーナとして、アフリカの地でデビューする。ステキなエピソードだと思いました。

このツイートをしたときに、『First Position』というTV映画があることを教えてもらい、一昨夜、ようやくその映画を見ました。



この映画はミカエラさんが出場したコンペティションに参加した6人の若きバレエ・ダンサーの卵たちを追いかけたドキュメンタリーで、登場人物として、14歳のミカエラさん本人も登場します。このThe Youth America Grand Prixというコンペティションは世界最大、5000人以上の卵が世界中から挑戦し、NYCでの決勝まで残れるのは僅か数百人。決勝には、若い才能を見つけようと世界中のバレエ団のスカウトも集まってきて、選ばれた者たちに総額25万ドルという奨学金を出してバレエ団に勧誘する、という、大掛かりな催しだそう。

(ここから、ネタバレ) ミカエラさんはコンペティション最終審査の3日前に足首に激痛が走る怪我をして、出場をあきらめるか否かの瀬戸際に立たされる。もし無理をして踊ってさらに負担をかけたら、一生踊れなくなってしまうかもしれない。。。そんな不安を抱えつつも、ミカエラさんは舞台に出ることを決意。

「踊り出したら、痛みも何もかも、すべて忘れてしまった」踊り終えたミカエラさんの言葉。映画の中で、「自分に起きたことは奇跡のよう、いつか故郷のアフリカでバレエを踊ってみせてあげたい」と夢を語る14歳のミカエラさん。

その3年後、南アフリカでのデビュー・・・夢が実現したのですね。

このドキュメンタリーにはMikoさんという日米ハーフの女の子(12歳)もコンペティターとして登場します。(日本人のお母さんも、アメリカ人のお父さんも、娘のために大奮闘。ミコさんのバレエにかける情熱にも感動したけれど、それを支えるお母さんの姿にもちょっと涙。)

登場するバレリーナの卵たち、どの子もまだまだ若いのに、大人でも根をあげる激しい訓練に日々を費やし、夢を求めて熾烈な競争に飛び込んでゆく。その姿には、見ているこちらもハラハラさせられどうしで、下手なサスペンスドラマよりずっと見応えがあった。

このドキュメンタリー、おススメです。

11.07.2012

初雪


北上する低気圧の影響で、先週ハリケーンに襲われたニューヨーク・ニュージャージーの同じエリアに、今度は寒波が襲来です。

午後1時半過ぎから初雪が降りだしました。

(↓2:30pm 車の屋根の上に雪が積もる。)



(↓30分後の3:00pm 遠くが霞むほどの大雪。大きなボタン雪が降り注ぎ、外は完全なる冬景色。)



(↓玄関先の潅木にも雪が積もって、この通り。)



♪犬は喜び、庭駆け回り・・・

うわーーーーーーい!!!



雪だ、雪だーーーーー!



(興奮して)雪に顔突っ込んで、尻尾ブンブンw 


喜んでいるのは、ワンコだけ。

飼い主のほうは、明日、車を出せるか不安 orz 

我が家はラッキーにも、6日間の停電生活のあと、一昨日、電気が戻ってくれましたが、これ、発電機だけで、この大雪を迎えることになっていたら、大変だったと思う。

ハリケーンの高波で水害に被災したエリアは、いまだに停電してる場所もあるんですよね。浸水の次は大雪、乾くヒマもない・・・大変なことになってます・・・。

11.06.2012

パウンド・リッジの自然公園

6日の朝はマイナス7℃という寒さで、庭の芝生に真っ白に霜が下りていた。

大統領選の投票日で、朝からTVはそのニュースで盛り上がっていたけれど、TVばかり見てるのもつまらない。お天気もいいし、午後には気温もあがったので、わんこと散歩にでました。

我が家からけっこう近いところに、ワード・パウンド・リッジ・リザベーション(Ward Pound Ridge Reservation) という自然公園があります。

この公園(というか自然保護区)は、私が住むウェストチェスター郡で最大の自然公園で、面積が4700エーカーもあります。

4700エーカーというと、約20平方キロメートル、マンハッタンのセントラルパークの実に5.5倍、東京都港区の面積ぐらい。

公園内にはトレイルが張り巡らされていますが、わたしもここのトレイルはまだ、ほんのサワリしか歩いたことがありません。

 ★     ★     ★     ★     ★


2週間前にこの公園に来たとき、森はこんな雰囲気でした。 ピークは去ったけど、まだ紅葉が残っていた。

(↓森の入り口に立つフランキー。散歩道は落ち葉に埋まる。)


 (↓葉が秋には綺麗なピンク色になる潅木に挟まれて進む。遠くからみると花が咲いてるよう。)





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それから、2週間後。

先週、この地域はハリケーン・サンディに襲われて、森の木々の葉っぱはほとんど落ちてしまっていた。そして、ところどころに巨木が根元からバッキリ折れて、倒れていました。

( ↓行く手をさえぎるように倒れた大きな木の下をくぐるフランキー)



(↓丸裸になった枝の合間に、ごくたまに、秋色が残ってた。)


米北東部、特にイギリス人が入植したニューイングランド地方には、1700年代当時に入植者らによって作られた古いストーン・ウォール(石垣)が、あちこちに残っています。

このパウンド・リッジの自然保護区も、郡に寄贈される前は入植者らが住んでいて、その名残のストーン・ウォール跡が、散歩の途中にこうして無造作に現れる。当時の入植者らは こうして石垣を積んで、互いに自分の土地を示す境界線にしたのですね。



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片道小一時間も歩いたので、もと来た道を戻ることに。

(↓リーダーになった気でいるのか、散歩中はいつも10メートルほど先を歩いて、道先案内するフランキー。でも、いつも道を間違えるの。w)


(↓プリシラちゃんは、散歩中はグイグイとリーシュを引っ張るくせに、リーシュを手放すと立ち止まり、私がまたリーシュを持つまでジッと待っている不思議な子。どっちやねんw)


観光客も多いセントラルパークとは違い、ほとんど人のいない場所なので、行きも帰りも誰にも会わなかった。

わんこ達には最高のお散歩コース。



10.17.2012

燃えるよう

自宅周辺の紅葉が深みを増してきました。燃えるよう。

10.11.2012

空気が冷たい

朝、空が澄み切って、空気が冷たい。

自宅周りも、秋の色真っ盛り。




自宅の脇に、水溜りが少し大きくなったぐらいの、小さな池があります。

今朝はとりわけ綺麗。

7.31.2012

ピアノへのレクイエム(鎮魂歌)

今朝のニューヨーク・タイムズに、こんな動画が掲載されてた。

フィラデルフィア近郊でピアノ運搬を営むひとのインタビューで、ピアノを捨ててしまう人が少なくないそう。ちょっと哀しい映像です。(関連記事はこちら



昨今、中古のピアノ(特にアップライト)は価値が大きく下がり、誰かに譲ったり調律したりするより、捨ててしまおうと考えるひとが増えているそう。ピアノは大切に使えば、80年は持つのだそうです。

わたしは24年間持っていた小さなピアノを売りに出し、次のオーナーに引き取られてゆくときに、なんだか大切な友達と別れるような気がして、ちょっと泣けちゃったことあります。(その時のことを以前のブログにも書いてます。)

わたしのピアノを買ってくれたひとが、プロのピアニストのひとでよかったなぁ。その後お会いしたときも、すごく良いピアノで毎日楽しんで弾いているよ、と言ってくれたし。

次のひとが、こうしてピアノをポイと捨ててしまう人だったら、いまごろ泣くに泣けないですもん…

6.17.2012

我が人生最大の断舎離

今から1年ちょっと前にミニマリストになりたい宣言をし、要らないものやら余分なものを整理してきました。

去年3月にツイッターで見てもらったリネンクローゼットの整理あたり↓↓が、断舎離キックオフかな。 


長年同じアパートに住み続けていると、不必要なものが溜まっていって、いつしかそのままクローゼットの中に押し込まれて何年もそのまま、とかいうことになりがち。家具も古くて他と調和のとれてないものをそのまま使っていたりして、家の中がなんとなく雑然としているという印象は自分でも拭えなかった。

そこで一発奮起して、服だの、本だの、家具だの、電化製品など、ともかく今の生活に必要ない、過剰だと思われるものは、この一年余り、できるだけ処分し続けた。

そして、ついに、我が人生最大の断舎離――。

マンハッタンの自宅アパートを売却しました!

実は、せっせと家の中の断舎離に励むことになった最大の理由は、このアパートを売ってしまおうと決心したから。決心したのがちょうど昨年のミニマリスト宣言のころ。雑然とした印象のままでは買い手もその気を失うだろうし、やはり人前に出すからには、綺麗にして精一杯お化粧して見栄えよくしなきゃと思ったわけ。

それで部屋の模様替えしたり、壁のペンキ塗りしてフレッシュにしたり、インテリア雑誌みながら、いろいろ頑張ったわけですよ。

ところが、なにせ、米国はリーマンショック以降、不動産市場は低迷してて、1年前に市場に出してみたものの、簡単に買い手は見つからなかった。

買いたいというひとは出てきたものの、こちらが納得する売却価格にまではなかなか合意が至らなかった。それがようやく、この4月になって複数のビッドがあり、売却と相成りました。

このアパートには1992年に別のマンハッタンの賃貸アパートから移ってきたので、20年ほど住んだことになります。

高層階(19階)の角部屋からの眺めがよく日当たりも極めて良好で、街のど真ん中にあるのに比較的静かで、たいへん住みやすい良いユニットでした。毎日ここから早朝仕事にでかけ、ワールドトレードセンターが燃えて崩れてゆく様を見ていたのもこのアパートの南向きの窓からだった。思い出がいっぱいいっぱい詰まった場所。

4月の半ば過ぎに最終のオファーが出され、正式に売買契約を結んだのが今年の5月初旬、買い手の申し込んだ住宅ローンもひと月足らずで銀行からスムーズにOKが降り、とんとん拍子でことが進んで、いまのところ7月最初の週にクロージングの予定です。(アメリカの場合、クロージングに2~3ヶ月かかるのが普通。)

私達は来週の月曜日(25日)にこのアパートを出てゆきます。

20年も住んだ場所だから、寂しくないといえばウソになるけれど、我が人生にふたたび節目がやって来たのだ、と感じています。

次にどこに行くのか、実はまだ決まっていなくて、とりあえずはメイン州のセカンドハウスの田舎小屋に引っ込んで、次の作戦を練るつもり。去年の10月から8ヶ月もコンクリートの上を首輪引っ張られながら歩かされたワンコ達は、メイン州の大自然で走り回り泳ぎまくるのを恋しがっているはず。

ただ、いずれにしても、マンハッタンのアパート暮らしはこれでおしまい。わんこ達のためにも芝生のある一軒家をNY郊外に見つけようと思っています。

また順次このブログで報告していきます。

5.01.2012

あんじぇさんのいうことは聞く

お昼を一緒にとったあと、我が家に寄ってくれたお友達のあんじぇ(@ange_y1)さん。うちのワンコたち、いつもは聞き訳ないくせに、あんじぇさんの言うことは聞いてますな(笑) 


4.27.2012

フランキーの可愛い表情

木の枝から枝を飛び回るリスを、目で必死に追いかけている。

(我が息子ながら)この表情の可愛さは異常www


さようなら、スペースシャトル

最後のお役目を終えたスペースシャトル・エンタープライズ号が、博物館に納められる前に、今朝午前10時半前後に、最後にニューヨーク上空を飛んで見せるというので、自宅ビルの屋上でカメラ抱えて待ってました。

ハドソン川に沿って飛ぶということで、私の自宅のあるイーストサイドからはちょっと遠くなってしまうんですが、見えますように・・・と期待して待つ。お天気は薄曇りで、青空が雲の合間から見えてました。

屋上から見えるエンパイアステートビル、今日も麗しいお姿。


スペースシャトルを乗せた飛行機は、このビルよりもずっと低い高度で飛んでゆくということなので、ビルの方角をジッと睨んでおりました。すると・・・

おっ、何か、飛んできたよ!・・・

・・・いや、これは、違うでしょw(興奮してシャッター切ったけど、ただの旅客機だったww)


(ちなみに、2枚目の写真の左側の黒っぽいビルは、1枚目の写真の右下の角にちょこっとだけ見えてるビルです。)

おおっ、来た来たーー!来ましたーーーーー!!デカーーーーーーー!!!


カッコええーーーーーっっ!!!(←興奮状態)


拡大すると、こんな感じ。(しっかりピントが合ってない・・・orz)


ハドソン川に沿ってさらに北上してゆくシャトルとそれを乗せた飛行機。


向かいのビルにふと目をやると、おじさんもベランダから写真撮ってるww


これ以上は、高層ビルに遮られてしまい、見えなくなってしまったが、再びこんどはハドソン川上空を折り返し南下してくるはずなので、そのまま待つことにする。

20階の屋上から下を見おろすと、イエローキャブがわさわさ走る、いつもの光景ね。待つこと10分以上・・・


おっ!また飛んで来たーーーーー!


ゆっくりと、金融街のあるダウンタウンのほうへと飛んでゆく・・・。


だんだん小さくなるシャトルの姿。(この写真ではちょうどブルックリン・ブリッジの向こう側あたりにいますね。)着陸するために、JFK空港に向かってゆくのだった。


さようなら、スペースシャトル。

最後の美しい姿を拝ませてくれて、ありがとう。

エンタープライズ号はこの後、マンハッタン西46丁目の埠頭にある、イントレピッド海上航空宇宙博物館 に今年の6月から展示され一般公開されるそうです。宇宙や飛行機大好き少年少女は、NY観光に来たら、この博物館に寄るべし。


(以下はオマケです。)

屋上から望遠レンズで取ったクライスラービルの尖塔部。ジェラルミンが銀色に光り、いつ見ても美しい。



4.12.2012

無防備・・・可愛すぎる・・・

人間の赤ちゃんが熟睡してる様とそっくりですね。(写真はここから)



4.11.2012

Google Art Project がすごい

Google が世界各地の美術館に所蔵されている美術品の写真をネットで閲覧できるようにしている、『Google Art Project』がけっこうすごい。

http://www.googleartproject.com/

特定のアーティストや作品で検索できる機能もある。

もちろん、そこに出かけて目の前のホンモノを観たいわけではありますが、行ける機会は限られているので、こういう企画は嬉しいな~。

3.24.2012

マメナシが満開

毎年、NY中に咲く、真っ白い花。

桜のように満開になり、桜のように花吹雪を伴って散る。


フランキー


この木、英語でCallery Pearと呼ばれ(日本名はイヌナシあるいはマメナシ)、街路樹としてとてもポピュラーです。

去年から今年にかけて冬が異様に暖かく、春の訪れも例年より早いのですが、この木の開花が去年はいつ頃だったのだろうと見てみると、4月中旬です。(去年の4月17日の日記

やはり例年より3週間は早くニューヨークに春が来たのです。

3.15.2012

水仙が満開



木の芽も膨らんで、ほころんできた。もうすぐ新緑。


3.03.2012

馬に乗った警官

わんこと散歩に出たら、セカンドアベニューを、馬に乗った警官が駆け抜けて行った。

馬に乗ったポリスは普段もよく見かけるけれど、こういう形で、ポリスマン二人だけ、普通の道路を、結構なスピードで走り抜けてゆくのを見たのは初めて。

プリシラちゃんが、馬に向かってワンワン吠えて、抑えるのが大変だった。(んもー、馬に挑戦しても、相手にされてないってのw)


2.29.2012

ドキュメンタリー:福島メルトダウン(追記あり)

昨夜全米TV局PBSで放映された、福島メルトダウンについてのドキュメンタリー番組(60分)。

一夜明けてサイトに行ったら、もう全編ネットで視聴可能になっていました。(日本からも観れるそうです。)

映像および関係情報はこちらのページで見たり読んだりできます。
Frontline: Inside Japan's Nuclear Meltdown


Watch Inside Japan's Nuclear Meltdown on PBS. See more from FRONTLINE.

内容的には、当事者である日本人視線でみるとやや表面的で物足りないかもしれませんが、震災後数ヶ月経つとフクシマについての情報がほとんどニュースにあがらなくなったこの国で、アメリカ人一般視聴者向けの番組としては上出来だったのでは、と私は思いました。

信じがたい規模の地震と津波の脅威、それに続く原発事故、その後の政府や関係各所の対応、あらがうすべなく巻き込まれた人々・・・この未曾有の出来事をすべて網羅して深く掘り下げることなど、1時間やそこらの時間でとうていできるはずもなく。

それでも、あらためてあの時のことを思い出し、しょっぱなから涙を抑えられませんでした。

映像27分頃から菅さんが「どこまで事故が拡大するのかについてシミュレーションしてもらっていたが、最悪シナリオでは200キロから250キロ、300キロという範囲まで避難しなければいけない、そうなると首都圏が機能麻痺する、つまり、日本という国そのものが機能麻痺しかねないということ」と言っていて、当時の問題の巨大さを思い起こし、身震いもしました。

そうした極限状態の中、誰も近づきたくない現場で、日本のために尽力しておられた方々に、改めて敬意を表します。

もうすぐ1周年なんですね・・・つい昨日起こったことのようにも感じるし、ずいぶん前に起こったことのようにも感じる。

PBSを知らない方のために付け加えておくと、PBSとは、Public Broadcasting Serviceの略でアメリカの公共放送TV局です。番組制作費の多くを補助金や寄付金で賄っている。マジメで高質な番組が多いことで知られ、このFRONTLINEという毎週火曜日の夜1時間枠のドキュメンタリー番組は同局の看板番組のひとつ。

しかも、放送されたらすぐこうやってネット上でも視聴可能になるというすぐれもの。(NHKもこれくらいやってくれたらなぁ、と思ったよ・・・。)

★★★追記★★★

英国BBC放送が制作し3月1日に英国で放映されたドキュメンタリー『Children of The Tsunami

地震・津波・原発・・・子供たちの目を通して見た被災地の様子。打算も思惑もない、ありのままの気持ちを綴る言葉の連続。ものすごくパワフルです。

(BBC正式サイトではないので、近く消される可能性高いのと、おそらく日本で放映されることはないだろうと想像するので、消される前に観ることおすすめします。ほとんど日本語のままです。)


2.25.2012

ビートルズの活動表1963年~1966年



1963年は、一年中ビッチリ、ツアーと公演活動。文字通り休む隙なし。(hat tip Barry

「Eight Days A Week」(1964) と言いたくなるのもわかります。



一日終わると毎晩ヘトヘト。

こんなスケジュール見せられると、「A Hard Days Night」(1964) の歌詞に一層リアリティが湧くわね。
It's been a hard days night
And I've been working like a dog
It's been a hard days night
I should be sleeping like a log


2.24.2012

湖水の上を歩く?

ロシアのバイカル湖

7センチもの厚い氷に覆われてるそうですが、湖底が見えるほどみごとに透明に凍っていて、まるで水の上を歩いているよう。

ちょっと、シュールな映像です。(元記事はこちらhat tip @kazi_hac )





2.20.2012

Lean on Me

ホイットニー・ヒューストンの告別式の様子が、ニューヨーク時間土曜日正午からアメリカのTVでライブ放映された。私も長いこと彼女のファンだったので、見ました。

ホイットニーの遺体は生まれ故郷であるNJ州ニューアーク市に戻り、地元のバプティスト教会で、最初から最後までゴスペル音楽に包まれて、スティーヴィー・ワンダーやアリシア・キーズら大スターのライブ演奏もあったりして、幼少の時から教会の聖歌隊でゴスペルを歌っていたホイットニーを弔うのにふさわしいお葬式だった。

映画『ボディガード』で共演したケヴィン・コスナーも参列者のひとりとして弔辞を述べましたが、とても印象に残るスピーチだったな。下の動画はその一部(1:45)ですが、あれだけの名声を得た彼女ですら、「私は大したことない」と感じていたというエピソードを、ときどき喉を詰まらせながら語るコスナー。



(かなり大雑把な意訳ですが⇒)「名声を得ると、うまく説明できないけれど、それが重荷になったり不安を呼んだりする。僕自身もそう感じてたことがあったし、今日ここに来ている有名人もみな同じ気持になったことがあるはずだ。世界中で成功し有名になったホイットニーも、自分はこんなんでいいのか(Am I good enough?)、自分は十分に綺麗だろうか(Am I pretty enough?)、みな私のことを好きになってくれるだろうか(Will they like me?)、という不安と戦っていた。・・・もしあなたが「どうせ自分なんて・・・」と不安に感じることがあったら、ホイットニーに聞いてみるといいでしょう。彼女はきっと、大丈夫、自分を信じて自分に与えられた奇跡を称えなさい、と答えてくれるでしょう。・・・いま、彼女は天使たちに守られて天国に向かいました。ホイットニー、僕からこう言わせてください、君が神様の前で歌う時がきたら、心配しなくても大丈夫、君は十分に素晴らしいよ。(When you sing before Him, don't you worry, you'd be good enough.)」

この、I am not good enough. という表現、よく使われる英語表現。

私の大好きな歌手 Sarah McLachlan の『Angel』という曲の出だしにも出てきます。

Spend all your time waiting 
For that second chance, 
For a break that would make it okay. 
There's always some reason 
To feel not good enough, 
And it's hard, at the end of the day.




自分に自信がなくなるとき、自分がちっぽけに感じる時、自分なんて大したことないと感じる時。

人間、だれしも、そう感じる瞬間がある--。

★   ★   ★   ★

ところで、話変わって。

前にも書きましたが、ホイットニー・ヒューストンが生まれ育ったニュージャージー州ニューアーク市という町は、このところジェントリフィケーション(gentrification)が進みましたが、ホイットニーが過ごしたであろう70年代、80年代は貧しさと治安の悪さで有名なエリアでした。

私が1984年にミシガン州からNYに移ってきたとき、ニューアーク空港に到着したのですが、空港からバスに乗ってマンハッタンに向かう途中、バスの窓から見えた近辺の住宅街の様子が、それまで住んでいた中西部の豊かで小奇麗な町の光景とは似ても似つかぬ別のアメリカの姿をしていて、いよいよ悪名高いニューヨークに来てしまったんだ・・・と身震いしたのを今でもよく覚えています。(ミシガン州にいたころ、デトロイト市には行ったことあるけど、ゲットーに入り込んだ経験はなかった。)

モーガン・フリーマンが主演した『Lean on Me』という80年代の素晴らしい映画がありますが(邦題はなぜか『ワイルド・チェンジ』←題名チェンジしすぎだろw)、あの映画はニューアークの荒れた高校が舞台。近辺のエリアの高校で実際に起こった実話を元に、ドラマ化された映画です。


ホイットニーの告別式で溢れていたゴスペル音楽を聞きながら、この映画の、このシーンを思い出していましたよ。(この映画、また見たくなったな・・・。)

♬誰でも生きているうちは苦しいことや悲しいことが起こるものさ。でも必ず明日はやってくる。自分で解決できない問題が起きたら、私を頼りにするといいよ。

この歌詞を聞きながら思った。ホイットニーも、依存症で苦しんでいたとき、自分ひとりですべてを解決しようとせずに、誰かに助けてくださいと言えたらよかったのにね・・・。



(ちなみに、このシーンの他に、映画のエンディング・ロールでも『Lean On Me』の曲がかかりますが、エンディングロールで歌っているのはMarvin Winans、ホイットニーの告別式で最後にプリーチした、あの牧師さんです。)

告別式を見終わって思ったのは、ホイットニーのように、あんな稀有な才能に恵まれて世界中から愛された歌手でも、自分に自信がなくなったりするし、ひとりでは生きられないんだよなぁ・・・ってこと。

忍者スクール

イランのテヘランに、忍者スクールがあるそう。(hat tip @conanboxer )



背景に見えるよくわからない漢字の掛け軸はご愛嬌として、トレーニングの様子はかなりマジメですごいですよ!

1989年に開校したこの忍者スクールは、現在オフィシャルメンバー24000人、イラン人女性にもすごく人気が高くて、3500人のくの一(女性の忍者)がいるそう。

マスター級の忍者の先生達のコメントが、深い。

Being a ninja is about patience, tolerance, and fortitude.
(忍者のこころは、我慢・忍耐・不屈の精神。)

What's more important to learn is how to think like a ninja, rather than fight like one.
(忍者のように戦うことより忍者のように考えるのを学ぶのが重要だ。)

The most important lesson in Ninjutsu is "respect" and "humanity".
(忍術を学ぶにあたって最も重要なのは、リスペクト、そして、ヒューマニティ。)

They learn to respect themselves.  First respect their existence, and then the art that they are mastering.
(自身にリスペクトを払うことを生徒たちは学ぶ。まずは自らの存在に敬意を払い、それから武術のアートを身につける。)

"Calmness" is the most important lesson they learn.
("沈着冷静”が最も重要なレッスン。)

「自らの存在に敬意を払い、沈着冷静なこころを失うな。」

うーむ・・・実に深いです・・・。

2.14.2012

Happy Valentine's Day!

今日のグーグルのDoodle

曲は『Cold, Cold Heart』by Tony Bennet

2.13.2012

安全運転

道でたまたまみかけた、何の変哲もない、駐車中の車・・・


・・・と思ったら、バンパーの部分にこんなこと、書いてるぅwww


スピードの出し過ぎはやめましょうwww