11.21.2012

クランベリーソースのレシピ

アメリカは、明日22日は、Thanksgiving(感謝祭)の休日です。アメリカ人にとっては、クリスマスよりもチカラが入る、重要なお祭りです。

我が家は明日は夫婦ふたりでひっそりと感謝祭ディナーを食べる予定ですが、今年はターキー(七面鳥)を焼かず、ローストポークにすることに決定。

ポークによく合う、クランベリーソースをレシピ見ながら作ってみました。

まずは材料です。

  • 生のクランベリー一袋、12オンス=約340g
  • 大き目のボスク・ペア(Bosc Pear=皮が茶色っぽい洋ナシ)
  • ショウガの砂糖漬け、2オンス=50~60g(なければ、普通の生ショウガをおろしてもよし)
  • オレンジの皮、一個分
  • 絞ったオレンジジュース、1カップ (砂糖の入ってない市販のジュースでよし)
  • 水 4分の1カップ
  • 砂糖 1カップ
  • アニス(八角)、星型ひとつ
  • シナモンスティック、一本
  • ガラム・マサラ、小さじ半分
  • 塩、小さじ4分の1

ボスク・ペアは皮をむいて4~5ミリ幅にスライスし、小さく刻む。(シャリシャリ感が出る程度)
ショウガの砂糖漬けはみじん切りにする。(小さめに)
オレンジの皮はゼスターで細く削ぎとるか、おろし金で摩り下ろしてもいい。
お砂糖は好みで減らしてもよし。(アメリカのレシピなので甘めです。ただし、お砂糖が少なすぎるとジャム状にならないので注意。)

これらの材料をすべて鍋に入れ、中火~強火で煮る。煮だったら火を少し弱める。



焦げないようにときどきかき回しながら、しばらくグツグツ煮ていると、クランベリーが鍋の中でパツンパツンはじける音とともに皮が破れて、とろりとしたジャム状になってきます。

できあがったら、火からおろし、ジャーなどに入れて冷蔵庫で寝かせる。


これだけでーす!簡単ですから、お試しあれ。

酸味の強い果物をベースに甘酸っぱいソースを作り、お肉料理と合わせるのですが、これがおいしい。

もう30年近く前のことになりますが、アメリカに来て最初の年の感謝祭に、アメリカ人のお友達が家族のディナーに招待してくれて、そこで初めて七面鳥の丸焼きと、それに添えられたクランベリーソースを食べましたた。

お肉にジャムを塗るなん て。。。と最初はちょっと抵抗がありましたが、一口食べてみると、その美味しさに驚愕。以来ローストしたお肉には柑橘系の甘いソースが欲しいと思うようになりました。

クランベリーソースは、感謝祭のディナーメニューに定番で加わるもののひとつですが、個人的には、このソースは、七面鳥より豚肉のほうが合うように感じます。塩味をややきつめに下味をつけた豚のローストに、この甘酸っぱいソースが絶妙に合うのです。

※ このレシピは、下のビデオを見ながら作りました。(英語ですが、材料・分量はそのままです。シェフの手際をみてみてください。)

 


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