NYタイムズで、美味しそうな、ベジタリアン・ラザーニャのレシピが紹介されてたので、英語のまま、自分のために、メモしとく。(もし作ったら、日本語でつくれぽします。)
Butternut Squash, Caramelized Onion and Spinach Lasagna
This
rich fall lasagna would make an excellent main course for the
non-turkey eaters at your holiday table, and your meat-eating guests
will definitely want to try it. “It’s a really nice seasonal update of
traditional lasagna,’’ said Ms. Quay.
1 large butternut squash
6 tablespoons olive oil, divided
3 red onions, medium, julienned
1 pound part-skim ricotta cheese
2 tablespoons rosemary, chopped
2 eggs
1 1/2 cups grated Parmesan cheese, divided
3 tablespoons unsalted butter
Scant 1/2 cup all-purpose flour
3 1/2 cups whole milk
Pinch nutmeg
1 bag chopped frozen spinach (1-pound), defrosted and drained
6 sheets fresh pasta, or no-boil lasagna noodles
Salt
Pepper
1. Roast
the butternut squash. Preheat oven to 375 degrees. Cut squash in half
lengthwise; remove seeds. Place in roasting pan and drizzle with 3
tablespoons of olive oil. Place in oven and cook until soft all the way
through, about 1 hour. Set aside until cool. When cooled, remove skin
and place in food processor. Purée until smooth, season with salt and
pepper to taste, and set aside.
2. To caramelize
the onions: Place 3 tablespoons of olive oil in sauté pan. Heat until
hot but not smoking; add onions. Toss to coat with oil. Turn heat down
to medium and cook until onions are soft and browned, about 25 minutes.
Season with salt and pepper to taste. Set aside.
3. Prepare
a ricotta cheese mixture. Mix ricotta cheese, chopped rosemary, eggs,
half the grated Parmesan and salt and pepper to taste. Set aside.
4. Make
a spinach Mornay sauce. Melt butter in a saucepan, add flour and stir.
Cook 2 minutes. Add milk and stir until it comes to a boil. Add the rest
of the grated Parmesan, the nutmeg and the defrosted spinach. Season
with salt and pepper. Set aside.
5. Assemble the
dish. Spray a 9” x 13” pan with cooking spray. Spread 1 cup of the
spinach sauce on the bottom of the pan. Cover with a layer of fresh
pasta sheets. Spread half of the roasted butternut squash on top of the
pasta sheets. Top with another layer of pasta sheets. Spread ricotta
cheese mixture on top of pasta sheets, and spread caramelized onion on
top of ricotta mixture. Cover with an additional layer of pasta sheets.
Top with the other half of the butternut purée and then another layer of
pasta. Finish by using the rest of the spinach Mornay sauce for the top
layer. Cover with aluminum foil and bake at 350 degrees for 1 hour.
Uncover and cook for 15 minutes more.
Yield: 8 to 10 servings
11.30.2012
11.21.2012
クランベリーソースのレシピ
アメリカは、明日22日は、Thanksgiving(感謝祭)の休日です。アメリカ人にとっては、クリスマスよりもチカラが入る、重要なお祭りです。
我が家は明日は夫婦ふたりでひっそりと感謝祭ディナーを食べる予定ですが、今年はターキー(七面鳥)を焼かず、ローストポークにすることに決定。
ポークによく合う、クランベリーソースをレシピ見ながら作ってみました。
まずは材料です。
ボスク・ペアは皮をむいて4~5ミリ幅にスライスし、小さく刻む。(シャリシャリ感が出る程度)
ショウガの砂糖漬けはみじん切りにする。(小さめに)
オレンジの皮はゼスターで細く削ぎとるか、おろし金で摩り下ろしてもいい。
お砂糖は好みで減らしてもよし。(アメリカのレシピなので甘めです。ただし、お砂糖が少なすぎるとジャム状にならないので注意。)
これらの材料をすべて鍋に入れ、中火~強火で煮る。煮だったら火を少し弱める。
焦げないようにときどきかき回しながら、しばらくグツグツ煮ていると、クランベリーが鍋の中でパツンパツンはじける音とともに皮が破れて、とろりとしたジャム状になってきます。
できあがったら、火からおろし、ジャーなどに入れて冷蔵庫で寝かせる。
これだけでーす!簡単ですから、お試しあれ。
酸味の強い果物をベースに甘酸っぱいソースを作り、お肉料理と合わせるのですが、これがおいしい。
もう30年近く前のことになりますが、アメリカに来て最初の年の感謝祭に、アメリカ人のお友達が家族のディナーに招待してくれて、そこで初めて七面鳥の丸焼きと、それに添えられたクランベリーソースを食べましたた。
お肉にジャムを塗るなん て。。。と最初はちょっと抵抗がありましたが、一口食べてみると、その美味しさに驚愕。以来ローストしたお肉には柑橘系の甘いソースが欲しいと思うようになりました。
クランベリーソースは、感謝祭のディナーメニューに定番で加わるもののひとつですが、個人的には、このソースは、七面鳥より豚肉のほうが合うように感じます。塩味をややきつめに下味をつけた豚のローストに、この甘酸っぱいソースが絶妙に合うのです。
※ このレシピは、下のビデオを見ながら作りました。(英語ですが、材料・分量はそのままです。シェフの手際をみてみてください。)
我が家は明日は夫婦ふたりでひっそりと感謝祭ディナーを食べる予定ですが、今年はターキー(七面鳥)を焼かず、ローストポークにすることに決定。
ポークによく合う、クランベリーソースをレシピ見ながら作ってみました。
まずは材料です。
- 生のクランベリー一袋、12オンス=約340g
- 大き目のボスク・ペア(Bosc Pear=皮が茶色っぽい洋ナシ)
- ショウガの砂糖漬け、2オンス=50~60g(なければ、普通の生ショウガをおろしてもよし)
- オレンジの皮、一個分
- 絞ったオレンジジュース、1カップ (砂糖の入ってない市販のジュースでよし)
- 水 4分の1カップ
- 砂糖 1カップ
- アニス(八角)、星型ひとつ
- シナモンスティック、一本
- ガラム・マサラ、小さじ半分
- 塩、小さじ4分の1
ボスク・ペアは皮をむいて4~5ミリ幅にスライスし、小さく刻む。(シャリシャリ感が出る程度)
ショウガの砂糖漬けはみじん切りにする。(小さめに)
オレンジの皮はゼスターで細く削ぎとるか、おろし金で摩り下ろしてもいい。
お砂糖は好みで減らしてもよし。(アメリカのレシピなので甘めです。ただし、お砂糖が少なすぎるとジャム状にならないので注意。)
これらの材料をすべて鍋に入れ、中火~強火で煮る。煮だったら火を少し弱める。
焦げないようにときどきかき回しながら、しばらくグツグツ煮ていると、クランベリーが鍋の中でパツンパツンはじける音とともに皮が破れて、とろりとしたジャム状になってきます。
できあがったら、火からおろし、ジャーなどに入れて冷蔵庫で寝かせる。
これだけでーす!簡単ですから、お試しあれ。
酸味の強い果物をベースに甘酸っぱいソースを作り、お肉料理と合わせるのですが、これがおいしい。
もう30年近く前のことになりますが、アメリカに来て最初の年の感謝祭に、アメリカ人のお友達が家族のディナーに招待してくれて、そこで初めて七面鳥の丸焼きと、それに添えられたクランベリーソースを食べましたた。
お肉にジャムを塗るなん て。。。と最初はちょっと抵抗がありましたが、一口食べてみると、その美味しさに驚愕。以来ローストしたお肉には柑橘系の甘いソースが欲しいと思うようになりました。
クランベリーソースは、感謝祭のディナーメニューに定番で加わるもののひとつですが、個人的には、このソースは、七面鳥より豚肉のほうが合うように感じます。塩味をややきつめに下味をつけた豚のローストに、この甘酸っぱいソースが絶妙に合うのです。
※ このレシピは、下のビデオを見ながら作りました。(英語ですが、材料・分量はそのままです。シェフの手際をみてみてください。)
11.12.2012
バレリーナのミカエラ
一月ほど前、ひとりのアフリカ出身の若いバレリーナの記事をBBCニュースに見つけ、とても印象に残ったので、ツイートしました。
この子、Michala DePrinceというアメリカ人ですが、4歳の時に両親が西アフリカの内戦で殺され孤児になったところを、アメリカ人の白人夫婦に姉妹で養子として引き取られた。それまで、バレエなんてやったことなかったけれど、写真を見てあまりの美しさに目を奪われ、自分もいつか、こんな綺麗な姿で踊りたいと思っていた、という。
アメリカ人の両親は、バレリーナの写真に見とれている5歳のミカエラさんを地元フィラデルフィアのバレエスクールに通わせてあげたところ、めきめき上達し、14歳で世界中のバレリーナの卵が集うNYCのコンペティションに参加。みごと入選して、ニューヨークにあるアメリカン・バレエ・シアターのジャクリーン・ケネディ・オナシス・スクールから奨学金を手にした。
2012年、17歳でバレエ・スクールを卒業してハーレムのダンスシアターに入団。そして同年7月に、南アフリカでの公演でデビュー、プロのバレリーナとして初舞台を踏んだ・・・。
誰も欲しがらなかったアフリカの孤児が、10数年後に世界の舞台で認められて、バレリーナとして、アフリカの地でデビューする。ステキなエピソードだと思いました。
このツイートをしたときに、『First Position』というTV映画があることを教えてもらい、一昨夜、ようやくその映画を見ました。
この映画はミカエラさんが出場したコンペティションに参加した6人の若きバレエ・ダンサーの卵たちを追いかけたドキュメンタリーで、登場人物として、14歳のミカエラさん本人も登場します。このThe Youth America Grand Prixというコンペティションは世界最大、5000人以上の卵が世界中から挑戦し、NYCでの決勝まで残れるのは僅か数百人。決勝には、若い才能を見つけようと世界中のバレエ団のスカウトも集まってきて、選ばれた者たちに総額25万ドルという奨学金を出してバレエ団に勧誘する、という、大掛かりな催しだそう。
(ここから、ネタバレ) ミカエラさんはコンペティション最終審査の3日前に足首に激痛が走る怪我をして、出場をあきらめるか否かの瀬戸際に立たされる。もし無理をして踊ってさらに負担をかけたら、一生踊れなくなってしまうかもしれない。。。そんな不安を抱えつつも、ミカエラさんは舞台に出ることを決意。
「踊り出したら、痛みも何もかも、すべて忘れてしまった」踊り終えたミカエラさんの言葉。映画の中で、「自分に起きたことは奇跡のよう、いつか故郷のアフリカでバレエを踊ってみせてあげたい」と夢を語る14歳のミカエラさん。
その3年後、南アフリカでのデビュー・・・夢が実現したのですね。
このドキュメンタリーにはMikoさんという日米ハーフの女の子(12歳)もコンペティターとして登場します。(日本人のお母さんも、アメリカ人のお父さんも、娘のために大奮闘。ミコさんのバレエにかける情熱にも感動したけれど、それを支えるお母さんの姿にもちょっと涙。)
登場するバレリーナの卵たち、どの子もまだまだ若いのに、大人でも根をあげる激しい訓練に日々を費やし、夢を求めて熾烈な競争に飛び込んでゆく。その姿には、見ているこちらもハラハラさせられどうしで、下手なサスペンスドラマよりずっと見応えがあった。
このドキュメンタリー、おススメです。
内戦続く西アフリカのシエラレオネで戦争孤児になったミカエラは4歳の時に米国人の養子になり渡米。ダンスの才能を見出され、NYの名門アメリカンバレーシアター卒、ハーレムのダンスカンパニー、そして今年南アフリカでデビューを飾るバレリーナに(泣) ow.ly/et7bb
— TrinityNYC (@TrinityNYC) October 15, 2012
この子、Michala DePrinceというアメリカ人ですが、4歳の時に両親が西アフリカの内戦で殺され孤児になったところを、アメリカ人の白人夫婦に姉妹で養子として引き取られた。それまで、バレエなんてやったことなかったけれど、写真を見てあまりの美しさに目を奪われ、自分もいつか、こんな綺麗な姿で踊りたいと思っていた、という。
アメリカ人の両親は、バレリーナの写真に見とれている5歳のミカエラさんを地元フィラデルフィアのバレエスクールに通わせてあげたところ、めきめき上達し、14歳で世界中のバレリーナの卵が集うNYCのコンペティションに参加。みごと入選して、ニューヨークにあるアメリカン・バレエ・シアターのジャクリーン・ケネディ・オナシス・スクールから奨学金を手にした。
2012年、17歳でバレエ・スクールを卒業してハーレムのダンスシアターに入団。そして同年7月に、南アフリカでの公演でデビュー、プロのバレリーナとして初舞台を踏んだ・・・。
誰も欲しがらなかったアフリカの孤児が、10数年後に世界の舞台で認められて、バレリーナとして、アフリカの地でデビューする。ステキなエピソードだと思いました。
このツイートをしたときに、『First Position』というTV映画があることを教えてもらい、一昨夜、ようやくその映画を見ました。
この映画はミカエラさんが出場したコンペティションに参加した6人の若きバレエ・ダンサーの卵たちを追いかけたドキュメンタリーで、登場人物として、14歳のミカエラさん本人も登場します。このThe Youth America Grand Prixというコンペティションは世界最大、5000人以上の卵が世界中から挑戦し、NYCでの決勝まで残れるのは僅か数百人。決勝には、若い才能を見つけようと世界中のバレエ団のスカウトも集まってきて、選ばれた者たちに総額25万ドルという奨学金を出してバレエ団に勧誘する、という、大掛かりな催しだそう。
(ここから、ネタバレ) ミカエラさんはコンペティション最終審査の3日前に足首に激痛が走る怪我をして、出場をあきらめるか否かの瀬戸際に立たされる。もし無理をして踊ってさらに負担をかけたら、一生踊れなくなってしまうかもしれない。。。そんな不安を抱えつつも、ミカエラさんは舞台に出ることを決意。
「踊り出したら、痛みも何もかも、すべて忘れてしまった」踊り終えたミカエラさんの言葉。映画の中で、「自分に起きたことは奇跡のよう、いつか故郷のアフリカでバレエを踊ってみせてあげたい」と夢を語る14歳のミカエラさん。
その3年後、南アフリカでのデビュー・・・夢が実現したのですね。
このドキュメンタリーにはMikoさんという日米ハーフの女の子(12歳)もコンペティターとして登場します。(日本人のお母さんも、アメリカ人のお父さんも、娘のために大奮闘。ミコさんのバレエにかける情熱にも感動したけれど、それを支えるお母さんの姿にもちょっと涙。)
登場するバレリーナの卵たち、どの子もまだまだ若いのに、大人でも根をあげる激しい訓練に日々を費やし、夢を求めて熾烈な競争に飛び込んでゆく。その姿には、見ているこちらもハラハラさせられどうしで、下手なサスペンスドラマよりずっと見応えがあった。
このドキュメンタリー、おススメです。
11.07.2012
初雪
北上する低気圧の影響で、先週ハリケーンに襲われたニューヨーク・ニュージャージーの同じエリアに、今度は寒波が襲来です。
午後1時半過ぎから初雪が降りだしました。
(↓2:30pm 車の屋根の上に雪が積もる。)
(↓30分後の3:00pm 遠くが霞むほどの大雪。大きなボタン雪が降り注ぎ、外は完全なる冬景色。)
(↓玄関先の潅木にも雪が積もって、この通り。)
♪犬は喜び、庭駆け回り・・・
うわーーーーーーい!!!
雪だ、雪だーーーーー!
(興奮して)雪に顔突っ込んで、尻尾ブンブーンw
喜んでいるのは、ワンコだけ。
飼い主のほうは、明日、車を出せるか不安 orz
我が家はラッキーにも、6日間の停電生活のあと、一昨日、電気が戻ってくれましたが、これ、発電機だけで、この大雪を迎えることになっていたら、大変だったと思う。
ハリケーンの高波で水害に被災したエリアは、いまだに停電してる場所もあるんですよね。浸水の次は大雪、乾くヒマもない・・・大変なことになってます・・・。
11.06.2012
パウンド・リッジの自然公園
6日の朝はマイナス7℃という寒さで、庭の芝生に真っ白に霜が下りていた。
大統領選の投票日で、朝からTVはそのニュースで盛り上がっていたけれど、TVばかり見てるのもつまらない。お天気もいいし、午後には気温もあがったので、わんこと散歩にでました。
我が家からけっこう近いところに、ワード・パウンド・リッジ・リザベーション(Ward Pound Ridge Reservation) という自然公園があります。
この公園(というか自然保護区)は、私が住むウェストチェスター郡で最大の自然公園で、面積が4700エーカーもあります。
4700エーカーというと、約20平方キロメートル、マンハッタンのセントラルパークの実に5.5倍、東京都港区の面積ぐらい。
公園内にはトレイルが張り巡らされていますが、わたしもここのトレイルはまだ、ほんのサワリしか歩いたことがありません。
2週間前にこの公園に来たとき、森はこんな雰囲気でした。 ピークは去ったけど、まだ紅葉が残っていた。
(↓森の入り口に立つフランキー。散歩道は落ち葉に埋まる。)
(↓葉が秋には綺麗なピンク色になる潅木に挟まれて進む。遠くからみると花が咲いてるよう。)
それから、2週間後。
先週、この地域はハリケーン・サンディに襲われて、森の木々の葉っぱはほとんど落ちてしまっていた。そして、ところどころに巨木が根元からバッキリ折れて、倒れていました。
( ↓行く手をさえぎるように倒れた大きな木の下をくぐるフランキー)
(↓丸裸になった枝の合間に、ごくたまに、秋色が残ってた。)
米北東部、特にイギリス人が入植したニューイングランド地方には、1700年代当時に入植者らによって作られた古いストーン・ウォール(石垣)が、あちこちに残っています。
このパウンド・リッジの自然保護区も、郡に寄贈される前は入植者らが住んでいて、その名残のストーン・ウォール跡が、散歩の途中にこうして無造作に現れる。当時の入植者らは こうして石垣を積んで、互いに自分の土地を示す境界線にしたのですね。
片道小一時間も歩いたので、もと来た道を戻ることに。
(↓リーダーになった気でいるのか、散歩中はいつも10メートルほど先を歩いて、道先案内するフランキー。でも、いつも道を間違えるの。w)
(↓プリシラちゃんは、散歩中はグイグイとリーシュを引っ張るくせに、リーシュを手放すと立ち止まり、私がまたリーシュを持つまでジッと待っている不思議な子。どっちやねんw)
観光客も多いセントラルパークとは違い、ほとんど人のいない場所なので、行きも帰りも誰にも会わなかった。
わんこ達には最高のお散歩コース。
大統領選の投票日で、朝からTVはそのニュースで盛り上がっていたけれど、TVばかり見てるのもつまらない。お天気もいいし、午後には気温もあがったので、わんこと散歩にでました。
我が家からけっこう近いところに、ワード・パウンド・リッジ・リザベーション(Ward Pound Ridge Reservation) という自然公園があります。
この公園(というか自然保護区)は、私が住むウェストチェスター郡で最大の自然公園で、面積が4700エーカーもあります。
4700エーカーというと、約20平方キロメートル、マンハッタンのセントラルパークの実に5.5倍、東京都港区の面積ぐらい。
公園内にはトレイルが張り巡らされていますが、わたしもここのトレイルはまだ、ほんのサワリしか歩いたことがありません。
★ ★ ★ ★ ★
2週間前にこの公園に来たとき、森はこんな雰囲気でした。 ピークは去ったけど、まだ紅葉が残っていた。
(↓森の入り口に立つフランキー。散歩道は落ち葉に埋まる。)
(↓葉が秋には綺麗なピンク色になる潅木に挟まれて進む。遠くからみると花が咲いてるよう。)
★ ★ ★ ★ ★
それから、2週間後。
先週、この地域はハリケーン・サンディに襲われて、森の木々の葉っぱはほとんど落ちてしまっていた。そして、ところどころに巨木が根元からバッキリ折れて、倒れていました。
( ↓行く手をさえぎるように倒れた大きな木の下をくぐるフランキー)
(↓丸裸になった枝の合間に、ごくたまに、秋色が残ってた。)
米北東部、特にイギリス人が入植したニューイングランド地方には、1700年代当時に入植者らによって作られた古いストーン・ウォール(石垣)が、あちこちに残っています。
このパウンド・リッジの自然保護区も、郡に寄贈される前は入植者らが住んでいて、その名残のストーン・ウォール跡が、散歩の途中にこうして無造作に現れる。当時の入植者らは こうして石垣を積んで、互いに自分の土地を示す境界線にしたのですね。
★ ★ ★ ★ ★
片道小一時間も歩いたので、もと来た道を戻ることに。
(↓リーダーになった気でいるのか、散歩中はいつも10メートルほど先を歩いて、道先案内するフランキー。でも、いつも道を間違えるの。w)
(↓プリシラちゃんは、散歩中はグイグイとリーシュを引っ張るくせに、リーシュを手放すと立ち止まり、私がまたリーシュを持つまでジッと待っている不思議な子。どっちやねんw)
観光客も多いセントラルパークとは違い、ほとんど人のいない場所なので、行きも帰りも誰にも会わなかった。
わんこ達には最高のお散歩コース。
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